ハックルベリーに会いに行く?行けば?

 世の中いろんな人がいるが、一番厄介なのは"思い込みが過ぎる人"だ。やることなすこと語ること、全て独りよがりな"思い込み"から。
 こういう人の困るところは、

  • 理解したと思い込んでいるだけで、何も理解出来ていない。
  • 理解したと思い込んでいるだけのことを、平気で自分が解明した真理のように語る。
  • 理解したと思い込んでいるだけのことを、平気で一般論のように語る。
  • 理解したと思い込んでいるだけのことを、平気で断定口調で語る。
  • 理解したと思い込んでいるだけなので、ちぐはぐ過ぎて理解不能

 みっともなくて見てられない。せめて笑ってあげたいんだけど、どこまでも思い込みが深いとどうにも笑えない。

 id:aurelianoさんは、まさにそんな人。

 他人の気持ちを慮れないことが蔑まれた原因だというエントリーにこんなことを書いている。

だから、自分の評価ばかりが気になった。自分を評価する、他人の目ばかりが気になった。そういうナルシスティックな鼻持ちならなさが、蔑みの対象になった可能性も考えられる。

 まさに、「お前が言うな」だ。自分自身を過大評価しているあなたこそがナルシスティックで、鼻持ちがならなくて、蔑まれる対象なのだ。そして蔑まされていることに気付かない(ふりの?)あなたの方が愚かなのだ。

大事なことは、思い込まないことだと思う。友達が大事だ、と思い込まないこと。でも、孤独が最高だ、とも思い込まない。当然だと思われるもの、慣れ親しんだもの、これだと決めたもの、をいつも疑って、またその疑うことも疑う。それくらいにしていてちょうど良いくらい、人間というのは思い込みが激しい。思い込んで、考えることをやめようとする。考えるというのは、自分との対話だから、結局は自分と口をきかなくなっていくのだ。もっと話を聞いてやってはどうだろうか。

MORI LOG ACADEMY - 自分との対話を

 理解しようと努めるために考えることと、思い込むだけのことは違うんですよ、id:aurelianoさん。