ロックンローラーにはなれなかったけどウソツキにはなれたよ。
ヒロトとマーシーは歳をとっても変わらずにかっこいい。最近のクロマニヨンズのPVを観て思う、なんであんなにかっこよくいられるんだろう?、と。もう20年以上。自分がやっと毛が生えそろった頃に憧れた人が、自分のヒゲに白髪が混じりだしてもいまだにかっこいい。
なんて言うのかな、完成されないままの人間のかっこよさと言えばいいのかな。ぎこちなく刻むビートに変わりは無いけど、どんどん強く、かっこよくなっている。
いつまでも憧れだ。うれしいことだ。
一方、自分もヒロトやマーシーやロックンローラーに憧れてた、あの青臭い頃とそれほど変わらない。変わったのは悩みと嘘の数ぐらい。いつまでたっても、人間として完成するめどが立たない。未完成のまま嘘でごまかしてるからかっこよくもない。
でも、ロックンロールのぎこちなく刻むビートにのって、そのビートと一緒に流れてくる嘘に騙されて、ごキゲンな気分になれれば。
いつまでもロックンロールの嘘にだまされていたいな。
このままロックンローラーに憧れてるだけのウソツキでいよう。
年末の福岡公演が楽しみだ(´ー`)
- アーティスト: ザ・クロマニヨンズ
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- 発売日: 2008/10/15
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